概要

地盤情報の検定とは

検定に関する技術を有する「第三者機関」が、地質・土質調査で得られる 地盤情報の成果の内容を確認する制度です。
*当センターは、国土交通省から「第三者機関」として認定されております。

検定対象となる地盤情報

1. 以下の電子成果品が検定の対象となります。
  • ボーリング柱状図
  • 土質試験結果一覧表

2. 電子成果品作成の際に適用した電子納品要領は、以下のとおりです。

  • 地質・土質調査成果電子納品要領    
    平成28年10月 国土交通省
  • 地質・土質調査成果電子納品要領(案) 
    平成20年12月 国土交通省
  • 地質・土質調査成果電子納品要領(案) 
    平成31年3月 農林水産省

主な検定内容

成 果 品 主 な 検 定 内 容
ボーリング柱状図:
  • ・ボーリング交換用データ
  • ・電子柱状図
  • ① ボーリング数量の確認
  • ② 該当資格者名及び登録番号の確認
  • ③ 標題情報(調査名、発注機関など)の確認
  • ④ 緯度経度、座標系の確認
  • ⑤ 岩種・土質区分、記事、試験結果などの確認
土質試験結果一覧表:
  • ・土質試験結果一覧表データ
  • ・電子土質試験結果一覧表
  • ① 土質試験結果の試験数量の確認
  • ② 標題情報(調査名、発注機関など)の確認
  • ③ 土質試験結果の確認

検定の流れ


検定の流れ

検定の実施体制

当センターの検定実施体制は、以下となります。

組  織 役  割
国土地盤情報センター 本部  検定受付、進行管理、検定証明書の発行、地盤DBへのデータ登録等を行う。
国土地盤情報センター 検定部
・北海道土質試験協同組合
北海道、東北、北陸、関東、中部地区の地質・土質調査成果の検定を行う。
国土地盤情報センター 検定部
・関西地盤環境研究センター
関西、中国、四国、九州、沖縄地区の地質・土質調査成果の検定を行う。
国土地盤情報センター 検定部
・一般社団法人海洋調査協会
「地質・土質調査成果検定基準」による検定を実施後、以下の項目について、国・地方公共団体・民間(港湾空港関係データ)独自のチェックを施す。
  • ・経緯度情報
  • ・標高情報
  • ・土質定数深度分布の有無

検定料金

A検定

要件:検定を受ける該当業務の調査者の資格。
「管理技術者(主任技術者)」が表1のいずれかの資格を有し、かつ「ボーリング責任者」が表2の資格を有すること。

表1
  • ・地質調査技士
  • ・技術士(「総合技術管理部門」-「業務に該当する選択科目」)
  • ・技術士(業務に該当する部門)
  • ・RCCM(「地質部門」又は「土質及び基礎部門」)
  • ・博士(理学又は工学)
  • ・農業土木技術管理士
  • ・土木学会認定土木技術者(地盤・基礎)
  • ・港湾海洋調査士(土質・地質調査)
  • ・施工管理技士(業務に該当する級及び種目)
表2
  • 地質調査技士

※当該調査において、複数人の「ボーリング責任者」がいる場合、1名でも資格保有者が存在すれば、
A検定として取り扱います。A検定/B検定が混在することはありません。

料金:ボーリング1本当たり ¥2,200円(税込み)


注:ボーリング柱状図に記載されたボーリング責任者が地質調査技士の資格保有者であることが確認できない場合には、B検定となります。検定申込後にボーリング責任者を変更することはできませんのでご注意ください。

B検定

要件:A検定の要件を満たさない場合。

料金:ボーリング1本当たり ¥3,300円(税込み)

お問合せ

検定に関するお問合せは、以下メールフォームより受け付けております。
  • メールフォームでのお問合せはこちら

※土日・祝日受付の対応は、翌営業日以降となります。

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